研修マニュアル(実践編)

こちらでは、実際に研修の際に実践して学んで頂く内容を動画で解説しております。

実際はカルテを使ったり、少しやり方が異なりますので、ご注意下さい。

ただ、基本的な考え方は一緒ですので、実践前に内容をチェックできる人は履修をお願いします。
実際に全く見ないで研修来ていただいてもその場でやり方は教えていきますので、ご安心下さい。

実際、実践したうえで、内容を見て頂きますと、より頭に入るかと思います。
また、ご自宅で練習する際に繰り返しみて練習するのにご利用下さい。

実際の当日の流れについては、以下の通りとなります

※本記事の内容は全て第三者への漏洩、転載を一切禁止とさせて頂いております。

1問診

 

1)診断されているか(リスクチェック)

病名

2)いつから痛みがあるか(10年前以上、5年前、1年未満、何か事故があってから)

  *長ければ長いほど筋力が落ちている可能性が高いため、時間がかかる

重症度を聞いてる、つい先日(怪我)だと腫れてる痛みなので治りにくい、外傷は楽にはなる

3)どんな姿勢が辛いか

 (あおむけで寝ているとき、立っているとき、座っているときなど)

 

 *特定の姿勢で痛みが出る場合は、かなりの高い割合で改善可能

 *骨折やリウマチは基本治すために別の手法が必要なので事前にあるか確認する

 *すべての動きが痛いという場合、炎症がひどいので時間がかかります

 

尻餅ついて痛い場合は、骨折してるケースもある

手と膝が痛い人、外反母趾、指が痛い、膝が痛い、女性に圧倒的に多い⇨リウマチの可能性がたかいのでこれは治りません

4)これまでどんな治療を受けてきたか

  薬、注射 → 痛みを感じなくさせているだけ、今飲んできているか確認する

  マッサージや接骨院で電気 → あまり意味がない

  手術   → 施術の際に曲げすぎに注意すること(ストレッチは強く行わない)

 

施術受けて改善したのかどうか

膝(人工関節入れてる人)や腰を手術して固定している人はあまり動かさないほうがいい

 

5)生活で困っている動作は?

  Ex)フライパンを持てない

     しゃがめないなど

 

  → 必ず、②のチェック前に困っている動作を確認する

 

6)腰や下半身の痛みがある人 → 肩こりなどないか(上半身の影響チェック)

  首や肩の痛みがある人   → 腰痛や足首のねんざをしたことがないか

                 (下半身の影響チェック)

2検査方法

検査法STEP1:腰の動き 足の動き 首の動き 手の動き

1)腰の動き(前後屈、回旋、側屈 立っておこなう)

2)足の動き(内側、外側 座っておこなう)

3)首の動き(前後屈、回旋、側屈 座っておこなう)

4)手の動き(前腕回内、回外 座っておこなう)

検査法STEP2:股関節・肩 可動域確認

 

5)股関節可動域(寝ておこなう)

    → 開きにくい場合、足付け根、もも裏、足内側が原因

    → 閉じにくい場合、骨盤横、もも内、足外側が原因

6)肩可動域(寝ておこなう)

    → 外側に入れにくい場合、背中、肩後ろ、小指側の筋肉が原因

    → 内側に入れにくい場合、脇、肩前、親指側の筋肉が原因

※固い動き、固い方向をチェックする

検査法STEP3 :痛みのチェック

1)母趾、小趾

2)太もも外(外側広筋)、骨盤外(大腿筋膜張筋)

3)肩前(小胸筋)、肩後ろ(肩甲挙筋)

※痛みが強いところは姿勢が崩れやすい

検査方補足:姿勢の癖

*3の施術中に解説していく

・足の内側の動き固い → 偏平足気味

・足の外側の動き固い → ハイアーチ、がに股気味

・太もも外(外側広筋)に痛み → がに股気味、腰が丸くなりやすい

・骨盤外(大腿筋膜張筋)   → 反り腰になりやすい、内股気味になりやすい

・肩前(小胸筋)の痛み    → 巻き肩気味

・肩後ろ(小円筋、棘下筋)  → いかり肩気味

実際は検査しながら、カルテに内容を記載していきます。(実施研修で詳細お伝えします)

 

3施術方法

下肢の痛みへ施術(前半)

下肢の痛みへ施術(後半)

1)足首内側(後脛骨筋)

2)足首外側(腓骨筋)

3)足指(内外)

4)ふくらはぎのマッサージ、ストレッチ(痛みチェック圧痛がなくなってるか)

5)もも内お尻上げ(内転筋)

6)もも裏(ハム)

7)足付け根(腸腰筋)

8)太ももマッサージ、臀部ストレッチ(痛みチェック圧痛がなくなってるか)

効果があまり見られない場合は、もう一周する

9)脇(前鋸筋)

10)背中(菱形筋)

11)骨盤横 横向き(腹横筋)

12)体幹、肩ストレッチ

*胸が伸びていることをチェックする

13)動きチェック後 施術を選択

   痛みが改善していれば終了 → セルフケア指導

                 (股関節2つ指導もしくは痛みがある場所)

この時点で痛みの改善がしっかり出ればセルフケアの指導は股関節2つ指導して終了。

痛みの原因は腰・股関節(インナーマッスル)が原因であると伝える。

14)下半身の痛みが残っている(腰、股関節、ひざ、足首)場合は

  足首の動きが固い側を施術(内側、外側)→ 改善したらセルフケア指導(足首2つ)

この時点で痛みの改善がしっかり出れば

セルフケアの指導は足首+足指を指導して終了

痛みの原因は腰痛やひざ痛であっても足首や足指の筋力が原因であると伝える。

15) それでも痛みが残っている場合はもも内、裏の施術→ 改善したらセルフケア指導

                             (もも2つ)

この時点で痛みの改善がしっかり出れば

セルフケアの指導はひざ2つを指導して終了

(もし上記の流れで全く改善しない場合、上半身の施術を次回行う)

痛みの原因はひざ周りの筋力が原因であると伝える。

上肢の痛みへ施術

0)足付け根(腸腰筋)

1)手首親指(橈側)

2)手首小指(尺側)

3)指の動き(手内在筋)

4)手首のストレッチ

5)脇(前鋸筋)

6)肩前(肩甲下筋)

7)肩前、上腕二頭筋のマッサージ(痛みチェック圧痛がなくなってるか)

8)背中(菱形筋)

9)肩後ろ(上腕三頭筋)

この時点で肩こりや肩痛が改善すれば

セルフケアの指導は肩2つを指導する。
痛みの原因は肩自体にあると伝える

 

*肩、手首の動きが改善してなかったらもう一度手首を施術してチェック

この時点で肩こりや肩痛が改善すれば

セルフケアは手首・指を指導する。

 

痛みの原因は肩こりや肩痛であっても手首や指が原因であると伝える。

 

10)骨盤横 横向き(腹横筋)

11)体幹、肩ストレッチ

*腰が伸びていなかったら菱形筋、上腕三頭筋をもう一度(もしくは腰が伸びるまでは肩回りをもう一周)

この時点で肩こりや肩痛が改善すれば

セルフケアは肩甲骨2つを指導する。

 

痛みの原因は肩甲骨にあると伝える。

*赤色はチェックやストレッチなどのリラクゼーションを行っている

施術後動きチェック

 

4セルフケア指導

セルフケア方法について

2件のコメント

質問です。
カルテの検査項目
手首の回内/回外の記載のところは
逆ではありませんか。

回内に制限があると腹筋群が弱いと理解してましたが、
カルテでは逆になってます。

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